神々の杜から生まれる、オーガニックの蜜菓子
奈良・春日大社。その創建は、遥か1300年以上も昔にさかのぼります。
聖武天皇の時代、仏の加護と国の繁栄を願い、愛娘である称徳天皇(孝謙天皇)によって建立されたこの神域には、今もなお四柱の神々が祀られ、古都・平城京を静かに見守り続けています。
その社の奥深く、荘厳な空気が漂う場所に「春日大社原始林」があります。
ここは、1300年にわたり人の手が入ることなく守られ続けてきた、日本屈指の原生林。
“神々の森”と称されるその森は、国の特別天然記念物にも指定され、まさに神聖そのものといえる空間です。
そんな春日の杜の一角で、ただ一社のみ、養蜂の許可を得た家族がいます。
株式会社やまと蜂蜜。1945年、戦後間もない時代に創業者・鳥居雅延が「自然の恵みを、人々の健康のために生かしたい」との想いで始めた養蜂は、今も静かに脈々と受け継がれています。
この地で採れる蜂蜜は、まさに自然と神域が育んだ“奇跡の結晶”。
80年以上、蜜蜂と対話しながら育ててきたこの蜂蜜は、甘さだけでなく、香り、質感、余韻に至るまで、自然そのものの個性と力強さを内包しています。